俺たちの仕事
今日も暑かったが、そろそろ暑さも一段落しそう。
しかし夏の光りを見ているといろいろな夏があった事を思い出す。
先週の金曜日は久しぶりに外部のセミナーに参加する事ができた。
この2年ほど異動後どたばたした日が多く、
なかなかセミナーなどに目を向ける自分がいなかった。
最近さすがに情報不足を感じ、やっと外へも目を向けるようになった。
雑誌やネットでの情報だけではやはり不足だ。
出かけていったのは田町。住所だと港区芝。
ここがまた懐かしいところ。
ここで俺の社会人は始まったんだ。
会社に入って仕事を始めてみたら、月に何度も経験させられた徹夜。
朝9時に出勤して帰れたのは翌日の定時退社時間…なんていう事が何度もあった。
とにかく読めなかったな、いつ帰れるのか。
土日も出て来ることが多く、一ヶ月以上休みがないような時期もあった。
あの頃(年齢)だったからできた事(笑)
その後、仕事の内容は変わったが、今度は夜間のコンピュータ処理でトラブればコールされる。
アメリカから買った巨大なシステム(プログラム群)。
これがまた多かったんだ、トラブルが。
タクシーや自分の車で深夜の道を会社に向かう。
深夜の空いた道なら30分程で着く距離ではあった。
その間、頭の中ではジョブフローやプログラムが展開されている。
何があったのか。どこが悪いのか?
変なデータが紛れ込んできたのか…?
一度、飲んで帰ったのを忘れて自分の車で走りながら、いつもと何か違う…と思ったら酒気帯び運転だった~という事もあった(苦笑)
出社して端末の前に座り一時間はあっという間。
この一時間が結構目安。この一時間でまずは判断しなくてはならない。
プログラムを直したり、データをいじったり。
そしてオペレータさんにRERUNの指示をして処理をしてもらう。
異常終了したSTEPをなんなく通過するとさすがにホッとする。
しばらく様子を見て席に戻り、報告書を書く。
その頃になると腹が減ってくる。
夜勤者がくれる御菓子をほおばり、コーヒーを飲みながら書く報告書。
報告書を書き終え、まだ3時くらいなら一旦帰って少しでも寝て再び9時に出社。
明け方近くならそのまま社内で仮眠。
人が少なかった時期は代わりがいないので、徹夜明けでもなかなか帰れない。
トラブルがなくても9時に来て、終電間際に帰ってという日々が続く事もあった。
月の残業時間も半端じゃなかった。
買ったシステムを改良、改良、改良…。
でも…今から思えば楽しかった。
少人数の同僚達だったが、皆で一つのシステムを作り上げるという一体感がとても好きだったから。
皆でフォローし合っていたように思う。
そうやって作り上げたシステムだが、まだまだこけるさ。
そのトラブル対応なので、これもまた不思議と苦にならなかったのだ。
身体はさすがに辛いのだが自分たちのシステムという気持ちが強かったからだろう。
街並みは随分変わったけど夏の光りの中、
何年ぶりかの田町の街を歩いて、そんな昔の俺たちを思い出した。
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